723年 三世一身法

    

三世一身法


それまでの日本においては、墾田の取扱いについて、律令に規定された班田収授法の明確な規定がなく、開墾しても収公されてしまうことがあった。しかしこれでは開墾意欲を失わせてしまうことになる。

そこで、開拓者は三世代に渡って墾田私有を認めるとの法が723年(養老7年)、当時実権を握っていた長屋王により、元正天皇のもと発布された。これが三世一身法(さんぜいっしんのほう)である。

人名用語解説


元正天皇(げんしょうてんのう)

元正天皇(680年-748年)は、奈良時代の第44代天皇で女帝である。独身で即位した初めての女性天皇として知られる。父は天武天皇と持統天皇の子である草壁皇子、母は元明天皇である。

墾田(こんでん)

古代において、新たに開墾した田のことを墾田と呼ぶ。墾田は、治田(はりた)や開田などともよばれていた。


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